サニールージュはどんな品種? 特徴と味わいを紹介!
- ぶどう園
サニールージュとは?
サニールージュという品種をご存知でしょうか? 8月の上旬から食べごろを迎える早稲(わせ)品種で、名前の通りに濃いめのピンク色の口紅のような可愛らしい色合いをした、とてもおいしいぶどうです。
サニールージュは、もともと「ピオーネ」と「レッドパール」を交雑させて生まれた品種です。品種としての登録日は2000年12月22日なので、比較的新しい品種ですね。
サニールージュの特徴
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の公式サイトによれば、サニールージュの特徴は以下になります。
皮ばなれの難易:容易〜中(デラウェア並み)
果肉特製 :中間(巨峰と同じ)
果肉硬度 :中(デラウェア、巨峰と同じ)
糖度 :20.2度(デラウェアと同等)
酸含量(g/100ml):0.48(巨峰と同等)
果粒の重さは5.3gで、これはデラウェアの1.8g、巨峰の12.2gのおよそ中間ややデラウェア寄り。皮ばなれはデラウェアばりに良く、甘さはデラウェア並み、巨峰のような酸味も兼ね備えていることがわかります。
やまふじぶどう園のサニールージュ
やまふじぶどう園には20数種類の生食用ぶどうが植えられていますが、サニールージュはそのなかでも、サマーブラックと並んでもっとも早く食べられる品種のひとつ。毎年の楽しみである収穫シーズンの始まりを告げてくれます。このブドウのファンの方もおられて、毎年わざわざ食べに来てくださる方もいる、隠れた人気品種なんですよ。
しかも栽培も他の品種と比較した場合にさほど難しくない、素晴らしい品種です(笑)。
こちらがサニールージュの写真です。果皮表面に白い粉のようなものが付いて、全体に白っぽく見えると思いますが、これは「ブルーム」と呼ばれる分泌物で、ぶどうを雨や病気から守る働きがあります。よくこれは農薬かなにかかと誤解されがちなのですが、これは天然由来のもので体に害はもちろんありませんし、新鮮さの証でもあるんです。やまふじぶどう園のぶどうは残留農薬ゼロ。洗わず皮ごと安心してお召し上がりいただけます!
また、これは余談ですがサニールージュはカラス人気NO.1の品種でもあります。栽培自体は難しくない一方、カラスに食べられるのを防ぐ必要はあります。カラスも放っておけないほどおいしい品種ということでしょうか。
やまふじぶどう園でサニールージュが食べられるようになるのは例年8月の中旬ごろ。甘くて食べやすくくかわいらしい、愛すべきサニールージュ、ぜひ食べに来てくださいね!
やまふじぶどう園のぶどう摘み取り体験情報はこちら↓
https://www.winery.co.jp/grape/1925/
サニールージュの特徴
- 色:赤褐色
- 粒の大きさ:やや大きめ
- 種:なし
- 皮:皮ごと食べられる
- 糖度:20度〜
- 食べられる時期:平年8月上旬頃〜
サニールージュと同時期に食べられるぶどう「サマーブラック」の詳細はこちら↓
サニールージュも食べられる、やまふじぶどう園のぶどう摘み取り体験の情報はこちら!↓
https://www.winery.co.jp/grape/1925/
※ぶどうはその年の気候によって収穫時期が大きく変わります。その時々でおいしい品種が皆様をお待ちしていますが、食べたい品種が決まっているという方は事前にお問い合わせください
参考サイト
https://www.naro.go.jp/collab/breed/0400/0411/001289.html