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「MFUマイスター≪技術遺産≫認証」受賞のご報告

  • ぶどうコラム

「MFUマイスター≪技術遺産≫認証」を山藤智子が受賞

ホーライサンワイナリー株式会社(やまふじぶどう園)が「MFUマイスター≪技術遺産≫認証」受賞社に認定されました。「MFUマイスター≪技術遺産≫認証」は、一般社団法人日本メンズファッション協会が実施する賞で、ファッション関係の企業に贈られるのが一般的であるなか、食品関係の企業としてはホーライサンワイナリーが初めての受賞となりました。

「MFUマイスター≪技術遺産≫認証」とは、次の時代に伝承すべき高度な技術、知識、見識を持つ技術者を発掘することを目的とした認証です。100年弱の歴史と、富山の土地に根ざしたぶどう栽培、ワイン造りを愚直に続けてきた私たちホーライサンワイナリー/やまふじぶどう園にとって、とても嬉しい賞となりました。

「MFUマイスター≪技術遺産≫認証」を受けて

今回なぜこのような賞をいただけたのか、改めて考えてみました。ホーライサンワイナリー(やまふじぶどう園)は1927年に開園。1933年からワイン造りをスタートし、現社長・山藤智子は4代目となります。ホーライサンの名は古代中国で東の海にあるといわれた楽園・蓬莱山に由来し、楽園のような場所であるようにという初代の願いが込められた名前です。

今も家族経営を貫き、地域の方々が集い、楽しめる場所であるようにという初代の願いを今も受け継ぎ、地域の方々のつながりが生まれる場所、集える場所、安心できる場所でありたいと願い続け、それが実現するための努力を続けてきました。

 

 

ホーライサンワイナリーの取り組み

新しい時代に対応する試みも進めています。ホーライサンワイナリーのワインには「いつもの」「たけなわ」「あさっぱら」と個性的な名前がつけられているのが特徴ですが、これらは山藤智子を中心にスタッフで考案。ワイナリー併設のショップを訪れるお客様から、「面白い」「“ジャケ買い”したくなる」と好評です。

また、カフェメニューのリニューアルや、積極的な音楽ライブの開催など、ぶどう園発の情報発信や、コミュニティ化も積極的に推し進めています。「人と人とのつながり」をなにより大切にしたワイナリー経営。それがホーライサンワイナリー/やまふじぶどう園の特徴と言えるかもしれません。

 

また、SDG’sへも積極的に取り組んでいます。ワイン造りで出た搾りかすを近隣の牧場の飼料として提供し、“お返し”に牛糞を肥料としていただいたり、搾りかすはクラフトビールの原料にしたり、Tシャツの染料とするなど、なるべく廃棄物がないような取り組みを進めています。

また、子育て中や介護中のスタッフが当たり前に働きやすいような仕組みを積極的に進めています。誰かが大変なときはほかの誰かが助ける。仕組みである以上に、そんな“あたりまえ”が機能する。それが働きやすさにつながっていくのが理想ではないでしょうか。

やまふじぶどう園,ホーライサンワイナリー

先祖から受け継いだ豊かなぶどうの恵み。そのぶどうの恵みを活かしたワイン造り。その“根っこ”はそのままに、いいところはそのまま、時代に即して変えるべきところは変える。そんな、初代から続く時代を切り拓いていく姿勢が、今回の受賞につながったのだとすれば、こんなに誇らしいことはありません。

「MFUマイスター≪技術遺産≫認証」は「日本人が、後世に伝え遺していかなければならない「メイド・イン・ジャパン」の技術力」を有する企業に贈られる賞。“マイスター”の名に恥じぬよう、これからもぶどう栽培、ワイン造り、そして地域のコミュニティ作りに励んでまいります。

 

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