富山のテーブルワイン「いつもの」のこと。【社長日記】
- ワイン
「いつもの」の名前の由来
赤と白の2種類がある「いつもの」は、ホーライサンワイナリー./やまふじぶどう園の「定番」ワインです。
元々の名前は「蓬莱山葡萄酒」という少々おかたいお名前だったのが、「立山ワイン」「山ワイン」と時代とともに名前を変えてきたワインです。
ウチのワインは「わるだくみ」とか「ねこかぶり」みたいに、ちょっと変わった名前のものが中心。その中で「山ワイン」だけちょっと浮いていて、ずっとリニューアルしたいと思っていました。
そんなときに、お客様が「いつものちょうだい!」と、このワインを買いに来てくださるのを見て、「『いつもの』って……いいな!」と閃き「いつもの」という名前になったんです。
名前が時代とともに変わってきたワインなので、歴代のラベルや、他のワインのラベルを組み合わせた、ウチらしい遊び心を入れたラベルになっています。
「いつもの」は“富山のテーブルワイン”
私はこのワインを「富山のテーブルワインです!」というふうにいつも紹介しています。富山だとスーパーで普通に売っていますし、富山駅のお土産売り場でも売っている、定番のワインなんです。
よく県外の方が「オタクのワインはどこにも売っていないから、わざわざ買いに来たよ」と言ってくださいますが、実は富山では普通に買えちゃうんです(笑)。
定番だからこそ、すごく大事に造っているワインでもあります。なるべく軽めで飲みやすくて、嫌味にならない程度に複雑さもある。その年のぶどうの出来を素直に反映してもいる。そんな味わいを理想にしています。
品種は赤はマスカット・ベーリーA、白は甲州。赤は2021年のものが発売中。白はまもなく2024年のものが販売開始を迎えます。
普段の食事に寄り添う味わいなので、「これとこれを合わせて」なんて考えず、どんなお料理とも一緒に楽しんでいただけます。ぜひぜひ富山にお越しの際は、仮に初めての富山でも「いつもの」を探してみてくださいね!
「いつもの」にも使われている品種、マスカット・ベーリーAについて語っています! ぜひチャンネル登録を!