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「ブラックビート」はどんな品種? 大粒が魅力の黒ぶどうの特徴を紹介

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ブラックビートとは

ブラックビートというぶどうをご存知でしょうか? やまふじぶどう園で植えられているぶどうの中でも、早めに収穫される品種のひとつで、8月から食べられます。

2004年に品種登録された比較的新しい品種で、藤稔とピオーネを交配した黒色の果皮を持つぶどうです。代表的な黒ぶどうである巨峰と比べると、収穫は巨峰より早めで大粒。

このぶどうについて、やまふじぶどう園の栽培担当である山藤猛はこう言います。

「大粒であっさりした品種です。巨峰よりもカタチが大きくて、糖分量的には巨峰より少ないけれど、大きい分だけ食べ応えがある品種です。大きくて水分量が多いので、まるでぶどうジュースを飲んでいるような感覚で食べられますよ」(山藤猛、以下同)

 

ブラックビートの栽培について

また、近年では地球温暖化などの影響で巨峰などの品種が色付く前に収穫期を迎えてしまうという問題が起きていますが、ブラックビートは“ブラック”の名の通り色づきがよく、地球温暖化に対応したぶどうとも言われています。ただ一方で、栽培が難しい品種でもあります。

ブラックビート

「栽培的には簡単ではなく、なかなか円錐状の形になりにくという特徴があります。ふたふさがひとつに合体して、ハートのような形になったりもしてしまうこともあるんです」

出荷されるぶどうは円錐状の「いかにもぶどう!」という形をしていますが、実際は丁寧に剪定しないとあのような形にはなかなかなりません。ブラックビートは、丁寧に剪定してもあのような形になかなかならないという困りものなんです。

ただ、粒が大きく水分たっぷりの味わいはこの品種ならではの大きな魅力! 皮が剥がれにくいというデメリットもあるのですが、残留農薬ゼロで皮ごと食べられる(ぜひ皮ごと食べていただきたい)やまふじぶどう園のブラックビートならばそのデメリットも関係ありません。

 

ぜひブラックビートを食べに夏のやまふじぶどう園へ!

知名度的にはまだまだですが、大粒の黒ぶどう好きになたまらない味わいのブラックビート。やまふじぶどう園では例年8月中旬に収穫期を迎え、摘み取り体験で摘み取っていただいたり、ぶどうパフェを中心とした名物のぶどうメニューに登場したりします。

ぜひブラックビート、丸ごと頬張ってみてくださいね!

 

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一般モニターの方が食べた感想はこちら↓

「サマーブラック」と「ブラックビート」。人気の黒ぶどう2種を食べ比べ!

 

※2024年8月19日現在、ブラックビートは食べごろのど真ん中。人気のブラックオリンピア、サマーブラックは現在数が大変少なくなっています。お目当てのぶどうがある方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

 

お問い合わせ:076-469-4539

(やまふじぶどう園:8月〜9月 全日9:30〜17:00 10月 全日10:00〜17:00 )
メールでのお問い合わせ:info@winery.co.jp